再治療を繰り返さない為に!予防歯科で早期発見・早期管理

歯の治療もようやく終わり、快適になりましたら是非、今度は治療でなく、予防のための、お口のケア(メインテナンス)のためにお越しください。数年前まで当院でも、患者さんは治療のためだけに来院され、数年後に悪くなると、またかけ込んでくるということがくり返されていました。 「なぜ治療がくり返し必要になってしまうのか?」それはお口の中に潜む、原因菌を減らすなど、お口の中の環境自体を変えていかないと、いくら治療しても又同じトラブルが起こってしまいます。あくまでも、歯の治療というのは、悪くなってしまったところへの対処療法でしかありません。痛くなったら痛みをとり、穴が開いたら詰め、歯を失ったら入れ歯を入れますが、こうした治療によって歯が元どうりになるわけではありません。詰め物やクラウン、ブリッジのある方は、虫歯のリスクを減らすことが重要です。虫歯リスクが減れば、治療済みの場所のトラブルや再治療を確実に減らせ、治療したところも以前より長持ちします。

虫歯を「削って、詰める」では、虫歯の再発を繰り返す、負のスパイラルに陥り、歯を早期に失うことになります。削って、詰めるのであれば「最小限の介入」で「最大の効果」を得られるように、精度が高く、より良い材料を正確に詰める、被せるなどの処置を心がけております。患者さんのリスク環境に応じた、 虫歯や歯周病になり易い環境を診断して、口腔内環境の改善、管理(早期発見・早期管理)に主眼を置いた予防中心の歯科医療を心がけております。

こんなに重要!歯の役割

歯には食べものを咀嚼するだけではなく、さまざまな大切な機能があります。健康なうちはあまり意識することはないかもしれませんが、歯を失うことでこれらの機能の大切さを身にしみて感じられる方は少なくありません。

  • 食べ物の咀嚼
  • しっかり咬み砕くことで栄養の吸収を助け、胃腸など消化器官への負担を小さくします
  • 食事を楽しくする
  • 食べることの楽しみには「味」だけでなく「咬み応え」や「歯応え」も含まれます
  • 異物に気付かせる
  • 食事に異物が混入していたときに、咬みごたえで気付き体内に入るのを防ぎます
  • 発音を助ける
  • 舌や唇などと一緒に、発音する際に大切な役割を果たします
  • 顔の表情をつくる
  • 歯が失われると、表情筋が衰え顎の骨も痩せ、表情が乏しくなってしまいます
  • 瞬発的な筋力を出す助けとなる
  • 歯をしっかり咬みしめることで全身の筋肉のバランスが調整でき、瞬間的な力の発揮に役立ちます

虫歯や歯周病の原因と予防

虫歯や歯周病の原因となる菌は、唾液を介して伝播していきます。

感染ルート

そのため一家族単位での予防ケアが理想的です。

虫歯菌

歯周病菌

歯科医療の後進国・・・日本
< 80歳の平均残存歯数 >

【 “予防歯科”は究極の歯科医療 】

日本では正しいお口の健康管理法である予防歯科の知識が普及していない為に、ほとんどの患者さんが痛くなってから歯医者へ駆け込み、「歯を削り・詰める(被せる)」という対症療法を繰り返します。

その結果、抜歯・ブリッジ・入れ歯を重ねることで80歳の平均残存歯数はわずか8.9本、60%以上の方が総入れ歯になるというのが歯科医療の後進国・日本の現状です。

メンテナンスの重要性

歯を失わないための“予防”と同じくらい大切なのが治療が終わった後の良好な状態を保つための“メンテナンス”です。患者様ご自身が行うセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアの両方が伴えば歯を失う相対リスクが約80%も下がります。健康で美しいお口の状態を保つために歯科医院でのプロフェッショナルケア=メンテナンスはとても重要なのです。

一旦治療が終了しても、「見続ける」「良く観察する」 ことが大切と私たちは考えております。

メンテナンス間隔は、個人のむし歯や歯周病への感受性によって異なります。
しかしながら歯周病の場合は、いつ感受性が高まるか予測が難しい病気なのです。
重度の歯周病(主にP.g.菌などの悪玉歯周病菌)は残念ながら現在の科学・材料では駆逐することはできません。
いったん感染すると歯がある限りはその菌は棲みつき、歯周炎が発症・進行して手遅れになると非常に厄介で治療が難しいとされる歯周病(侵襲性歯周病)です。
対応としては、その菌をいかにコントロールし、リスクファクター(生活習慣・噛み合わせなど)をできるだけ減らすかが歯周病治療の目的のひとつです。
大切なのは歯周炎を発症させないこと・発症しかけているところで止める・進行する前の早期でのケアや治療介入が重要となります。

他にも、咬み合わせの問題は、虫歯や歯周病に匹敵するほど治療の予後に影響を与えています。
メンテナンスでは歯周病などの炎症のコントロールと同様に、咬み合わせによって引き起こされる問題や変化を良く観察し、その力の問題に気づき、患者様に情報をお伝えします。その対応として力のコントロール(咬み合わせの調整やスプリント療法など)を行っていくことが、これからの長い関わりの中で患者様のお口の中や全身の健康を‘守る’ことに繋がっていくと考えております。

予防に関することは歯科衛生士にお任せ!

お口の健康を維持し病気を予防するには、毎日のセルフケアであるブラッシングをきちんと行うことが重要です。しかし、効果的な歯の清掃がしっかりできている人は、実はごくわずか。そのうえ、ブラッシングだけでは行き届かない部分がどうしても出てきてしまうものです。そんなときは、予防のプロである歯科衛生士におまかせください。

当院の副院長は歯科衛生士であり、予防に関する知識や技能を十分に持ち合わせています。そのため、患者様に高い予防意識を持っていただけるよう、さまざまな取り組みを行っています。また、当院は予防ケア専用のユニットやカウンセリングルームを備えた個室を完備。予防処置をご希望の方には、治療とは別のゆったりとした空間でクリーニングや定期検診を受けていただけます。

クリーニングを行った例

カウンセリングについて患者様へ

歯科治療に対する患者様の思いは、千差万別です。今まで、人知れず歯のことでお悩みになっていたことや、歯科治療に対する恐怖心など、人それぞれさまざまなお気持ちがあるかと思います。当院では治療に入る前に必ず、専属のクリニカルコーディネーターが 現在の状態を問診いたします。その後、患者様自身の治療に対するご要望・ご希望を、十分な時間をかけておうかがいし、より最適な治療法をご提案いたします。気になることがありましたらなんでもお気軽におたずねください。

クリーニングでスッキリしませんか?~専門家の手によるクリーニングPMTC~

PMTCは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」を略した言葉で、直訳すると「専門家の手による機械を使った歯の清掃」という意味です。PMTCでは、歯の表面に付着した汚れはもちろん、磨き残しが出やすい歯と歯の間、歯と歯ぐきの間の汚れを徹底的に除去。虫歯や歯周病の原因である「バイオフィルム」をスッキリ落とせます。最後は表面をツルツルに磨き上げますので、再付着も防ぎます。

またバイオフィルムは一度除去しても約3ヶ月で再び増殖してしまううえ、、歯磨きやデンタルリンスなどでは落とせません。そのため、定期的にこのバイオフィルムを除去し、歯をクリーニングする必要があるのです。当院では患者様個々のお口の状態に適した定期的メインテナンスをご提案いたします。

施術に痛みはなく、気持ちよいためにウトウトされる方も。また、着色汚れも除去できるため、歯本来の白さを取り戻すこともできます。ぜひ一度、当院のPMTCで、歯がきれいになった感覚をお試しください。

こんな方にご利用いただいています

  • 自分でブラッシングできない部分を専門家にまかせたい
  • お口のスッキリ感を味わいたい
  • きれいにしてもらって、歯が持つ本来の白さを維持したい
  • ホワイトニング後の白さをキープしたい
  • 病気にならない健康な口腔内環境を手軽に手に入れたい
  • 虫歯や歯周病などの病気を再発させたくない
  • 矯正装置を装着したときの難しいお手入れを専門家にまかせたい

PMTCの効果
きれいな歯の維持 歯質の強化 病気予防 歯周病改善
色素沈着などの汚れも取り除けるため、歯の自然な白さがよみがえります。 PMTC後は、フッ素入りペーストを使って磨き上げるので、歯質が強化されます。 歯垢・歯石を徹底的に除去し、虫歯菌・歯周病菌が潜むスキを与えません。 歯ぐきがひきしまる効果が期待でき、歯周病の症状改善につながります。

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細菌バイオフィルムを徹底除去 ~Water spray cleaning エアーフロー~

治療が終了しメンテナンスに移行された方、治療の必要のない健康な口腔内の方に提供している予防メニューです。

歯の表面や溝にこびりついた細菌バイオフィルム(歯垢)やステイン(着色)は従来のクリーニング(PMTC)だけでは完全に取り除くことは難しく、無理に行えば歯の表面に傷がつき、汚れが付きやすくなるという悪循環になることがあります。

当院のエアーフローは、グリシン()の粒子をウォータースプレーで吹き付け、従来までの歯面清掃機器のような痛みやしょっぱさを感じさせず、歯を傷つけることなく汚れを落としますので、歯の表面がつるつるし、汚れの再付着を防ぎ、結果として後戻りしてくる細菌バイオフィルムの再形成を遅らせることができます。

また歯面だけでなく、歯ブラシやPMTCでも届きにくかった歯肉の下(歯肉縁下3mm)の中まで届くことで歯肉縁下の細菌バイオフィルムを破壊し掻き出します。
(※歯周病のメンテナンスプログラムの違いによって、超音波スケーラーと薬液を併用するなどの治療を施すこともあります。)
矯正治療やインプラントのメンテナンスの際にも短時間で快適・効果的に使用することが可能な治療法です。

)グリシンとはアミノ酸の一種で甘味があり、食品添加物として用いられています。
従来のパウダー(炭酸水素ナトリウム)は結晶が大きく(直径73μm)硬い(無機質)のに比べて、グリシンは有機質(直径25μm)ですので、歯を傷つけず、歯面が滑沢に仕上がります。

矯正治療のブラケットやその周りも傷つけることなく、汚れを落とすことができます。

※クリックすると画像が拡大します。

その他予防方法紹介

ブラッシング指導

患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて注意すべきブラッシング時のクセや磨きにくい箇所、歯や歯ぐきへの歯ブラシのあて方、動かし方などを含めた適切なブラッシング方法を指導します。また、歯ブラシなどのデンタルケアグッズの選び方もアドバイスいたします。

フッ素塗布

歯質を強化するはたらきを持つフッ素を歯に直接塗布することで、虫歯菌の出す酸に対する抵抗力を高め、虫歯になりにくい歯にします。また、フッ素には再石灰化を促すはたらきもあるため、ごく初期の虫歯なら治癒が期待できます。定期的に行うと虫歯予防に効果的です。

咬み合わせチェック

咬み合わせが乱れていると、食べものがうまく咬めないだけでなく、ブラッシングのしづらさから虫歯や歯周病を、顎の歪みにつながり顎関節症(※)や肩こり・頭痛などさまざまなトラブルを招いてしまうことがあります。咬み合わせをチェックすることでこれらのリスクを把握し、解決へと導きます。
咬み合わせはむし歯や歯周病に匹敵するほど重要な問題です。
スプリント療法についてはコチラ
※「口が開かない」「顎がカクカク鳴る」といった顎周辺に起こる症状の総称です。

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