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歯列矯正により起こりうるリスクをきちんと知りましょう【歯列矯正のリスク】

近年、幅広い年代でニーズが高まっている歯列矯正。

特に最近ではコロナウイルス対策でマスクをした生活が当たり前になっていることから、治療していることが他人に気付かれにくいことをメリットに、歯列矯正を希望される患者様がさらに多くなっている、とも一部の地域の歯科医師方から聞くこともあります。

そんな歯列矯正ですが、多くの方が実はデメリットやリスクをあまり把握・理解されないまま治療を始めてしまうケースが多く、あとあと患者様と歯科医院間でトラブルになっていることがしばしば報告されています。

どの治療もそうですが、100%うまくいく、という治療は実際にはほぼないに等しく、下記が良くある歯列矯正のリスクとして挙げられていますのでこれから歯列矯正をお考えの方、是非参考にしてみてください。

 

【リスク① 歯肉退縮の可能性】
歯を強制的に動かすため、その動かす度合いや患者様の歯茎の状態によって、歯肉が退縮する(歯が伸びて見える)ことが起こりえます。歯肉退縮が起きると知覚過敏になりやすかったり、全体的に歯が伸びて見えるなど審美的マイナスの可能性があります。

 

【リスク② 予定より時間がかかる可能性】
矯正歯科治療は基本的に治療前のシミュレーションでおおよその治療期間を算出し治療を進めていきますが、患者様のお口の状態や外的要因(マウスピース矯正の場合、装置の付け忘れ、等)によっては予定より歯が動かずシミュレーション通りの期間で治療が完結しないことが起こりえます。

 

【リスク③ 歯列矯正は矯正期間だけでは終わらない、という点】
当院でも実際に多いケースですが、歯列矯正を希望される患者様の多くは矯正期間の終了=治療の終了、と認識されているのですが、実は歯列矯正は『矯正期間』が終了した後に、後戻りを防ぐための『保定期間』というものが存在します。

この期間中は『保定装置』という装置を歯に装着し動いた歯が同じ場所で安定するようにするのですが、その期間はあまり知られていませんが矯正期間と同じ期間が必要になります。
例えば矯正期間が2年かかるとするならば、保定期間も2年、合計4年が歯列矯正期間、ということになりますので、『保定期間』についても把握しておくことをおすすめします。

 

【リスク④ 必ずしもすぐに治療を始められるわけではない、という点】
考えて決断したらすぐにでも治療を始めたい、そう思われる方は少なくないかと思います。しかしながら歯列矯正にはすぐにでも始められる場合とそうでない場合が実はあります。

例えば、歯のいずれかに虫歯があったり親知らずを抜歯す必要があったり、歯列矯正以外の治療が必要になる患者様はその他の治療を先に終えてからでないと歯列矯正を始めることができないのです。

 

このように意外と知られていない歯列矯正のリスクは実は多いため、正しい知識と情報を持って、その上でよく検討していただければ幸いです。

また、当院では上記のようなリスクを必ず事前にご説明し、患者様の納得と安心をいただいた段階で初めて矯正歯科治療をご提供しています。

もし歯やお口の中の状態に気になることがあれば、まずは当院までお気軽にご相談ください。

 

■当院の矯正歯科治療(歯列矯正)について

成人矯正、マウスピース矯正(インビザライン)について詳しく知りたい方はこちら

https://www.eikou-shika.com/treatment/ortho.html

 

小児矯正について詳しく知りたい方はこちら

https://www.eikou-shika.com/treatment/childortho.html

 

※おかげさまで当院は近隣の方はもちろん、熱海市や伊豆市など多少遠方の患者様にもご来院頂いております。

なかなかすぐにはご来院が難しい方につきましても、事前にお電話にてお悩みなどをご相談頂けますと幸いです。


伊東市の歯医者『栄光歯科医院』

 


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